SWF2PNGSequence
SWFからPNGシーケンスを作成するAIRアプリ「SWF2PNGSequence」を作りました! これでSWF(Flash)からきれいな動画を書き出すことが可能になります。
まえがき
このプログラムは以前書いた記事(NGTV - FlashからPNGシーケンス書きだすASを書きました 〜もうMCも怖くない〜 hushexport.PNGSequence)の応用です。
このプログラムではFlaファイルがなくともSWFファイルから簡単にPNGシーケンスを作成することができます。できたPNGシーケンスから動画への変換は、AviUtlなりPremiereなりAfterEffectsなりをお使いください。
2013/12/15追記:無料化しました。 2012/03/29追記:変換速度が2倍以上になりました 2012/07/23追記:フィルタ関係の不具合を修正しました 2012/02/24:公開
機能・メリット
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コマ落ちせずPNG画像を連番で書き出せる
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ASやMC、フィルターの結果が反映される
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オプションでキャプチャサイズの変更・書き出すフレームの指定・透過png作成 が可能
ダウンロード
こちらから無料でダウンロードできます。
気に入った方はこちらからカンパ($20)いただけると喜びます。
AIRアプリですので、インストール・実行にはAIRのランタイムが必要となります。
使い方
基本的な使い方は至って簡単で、ファイルを選択して変換ボタンを押すだけです。 複数のファイルの選択が可能です。これで寝てる間でも勝手に変換してくれます。
オプション
オプションボタンをクリックすると、 オプションウィンドウが表示されます。ここから様々な設定ができます。
出力先
出力フォルダ・ファイル名を指定します。 指定したフォルダの中に新しいフォルダを作成し、その中にPNGシーケンスを書き出します。 ※同じ名前のフォルダがある場合は連番が自動的に追加されます。 (例:hoge.swfを書きだしたとき …1回目:hoge_pngs フォルダ作成 , 2回目:hoge_pngs_1 フォルダ作成)
サイズ
キャプチャサイズ・アスペクト比・黒ベタの追加などが選べます。
サイズ指定も豊富に用意しました。
フレーム範囲・背景色
フレーム範囲の設定では書き出すタイムラインのフレームが設定できます。 範囲指定ではEndを消してStartのみ指定すると開始フレームのみの指定ができます。
背景色ではPNG画像の背景色を設定できます。透明にすると透過PNGの作成ができるので、素材作成するときに重宝するかもです。
注意
本アプリにより生じた損害につきましては、いかなる責任も負いませんのでご了承ください。
謝辞
@ic_yas さん、 @yama_ko さん、 アドバイス等ありがとうございました!
連絡
改善点・バグ報告などがありましたら、 Twitter @hush_in までよろしくお願いします!
既存の問題点
ここからちょっとActionScriptわかる人向けになります。
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AVM1Movie (AS2.0以前のSWF)の最後2フレームが書き出しできないものがある
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ActionScript を使用しているSWFによっては書き出せないものがある
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基本的にMovieClip(タイムラインで作成したSWF)なら変換可能
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タイムライン情報のないSpriteがメインのSWFは書き出せない
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stage にアクセスしようとするASはAIRのサンドボックス違反により実行できず、書き出せない
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